第4回 | 紫外線対策とUVインデックス
シリーズでお届けしている【日焼けの知識】、
本日は第4回「紫外線対策とUVインデックス」についてお届けします。
紫外線量がわかるUVインデックス
季節によって変わる紫外線量。
前回(第3回)のブログで説明したように、UVの波長には3種類あります。
UV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)。
もっとも強力な UV-C はオゾン層に吸収されて、地表には届きません。
生活紫外線といわれる「UV-A」とレジャー紫外線といわれる「UV-B」、
このUV-A、UV-Bを予防するのが一般的な紫外線対策といえます。
特にUV-Bは、急激な炎症(サンバーンといわれるヤケドのような炎症)を起こすので、分かりやすいと思います。
(皮膚の奥まで浸透するUV-Aは、日頃からじわじわと作用するので生活紫外線といわれる)
紫外線は3月ごろから強まり、5月に入ると一気に増加します。
皆さんご存知のように、夏の間はとても強力に降り注ぐのです。
上記はWHOがお知らせする「UVインデックス」のガイド。
ビルの多い東京では「6〜7」程度ですが、自然溢れるレジャースポット、
特に海や水辺、雪山などは、照り返しの影響でUV数値は数倍になると予想されます。
いつも行くサーフエリアのUVは?
ちなみに関東エリアでのUV数値はどれくらいでしょうか?
◇ 千葉一宮周辺のUV指数:5月下旬
こちらのインデックスは千葉一宮エリアの5月後半、梅雨入り前のUV数値になります。
5月の時点で「8〜10:非常に強い」のレベルに達しています。
日中の外出は控える、外出時には長袖シャツ、日焼け止め、帽子を着用が勧められます。
◇ 沖縄地方のUV指数:5月下旬
同じ頃の沖縄エリアではUV指数が「10」を超えて極端に強いレベルになっています。
紫外線量がもっとも高くなるのは快晴の日の日中ですが、
日差しの弱い曇った日でも、晴れた日の約70〜80%の紫外線が降り注ぎます。
海は照り返しによって紫外線が倍増
紫外線で気をつけたいのは海や山での「照り返し」。
砂浜や水面の”照り返し”によって紫外線量は30%も増加します。
長時間、海の中にいるサーフィンやトライアスロン、
ビーチバレーなど砂浜で長く過ごすスポーツも紫外線対策は必須です。
またスノーボードなど真っ白な新雪では80~90%も紫外線が反射するといわれています。
空から降り注ぐ紫外線だけでなく、照り返しで反射した紫外線もプラスで浴びることになります。
アウトドアスポーツやレジャーは、日焼け止めをしっかり塗って楽しみたいものです。
目的にあった日焼け止めの選び方
紫外線に対して間違いのない情報を持つことで、的確に日焼けを防ぐことができます。
例えば、SPF数値やPAの強さ。
SPFの数値は高ければ良いと思われがちですが、実は違うのです。
SPFとは紫外線を防止する時間を表しています。
日焼け止めはどういう場所で使うのか、目的や安全性で選ぶことが大切です。
いくら数値が高くても、水や汗で落ちてしまえばまったく意味がありません。
サーフィンにあう日焼け止め選びが大切です。
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次回は日焼け止めの選び方、失敗しない日焼け防止法についてお届けします。