第3回 | 紫外線の種類と影響
今日はシリーズでお届けしている【日焼けの知識】第3回「紫外線の種類と影響」です。
紫外線(UV)の特徴
今回は「紫外線(UV)の種類とお肌への影響」を解説いたします。
※「UV」とはUltraviolet(ウルトラ バイオレット)の略語
紫外線の長所と短所は?
すべての自然物、そして人間と同様に、この紫外線(UV)には長所と短所があります。
◇ 長所
紫外線の長所として、殺菌消毒、ビタミンDの合成、血行や新陳代謝の促進、皮膚抵抗力のアップなどが挙げられます。
洗濯物やおふとんなどを外に干すと気持ち良いのは、この消毒効果があるからですね!
また昔から日光浴が健康法としてあげられるのもビタミンや血行促進の効果があるからです。
(近年では日光浴は短時間のみでおこなうことが勧められている)
◇ 短所
紫外線は一定時間浴び続けることで、体への悪影響や負担がとても大きい化学線なのです。
特に、皮膚、目、免疫系統、この3つへの影響が大きいと言われています。
では、紫外線の種類とその影響について、みていきましょう。
紫外線は”弱〜最強”の3種類
① UV-A
お肌の症状としての強さは3種類の中でも比較的弱い。
紫外線エネルギーは弱いが、量が多く、肌の透過性が高いので生活紫外線と呼ばれる。
皮膚の奥深くまで達するので、肌内部の組織や機能に少しずつダメージを与える。
長期的に浴び続けることで、お肌のシワやたるみ(老化)の原因となる。
② UV-B
紫外線エネルギーが高く、皮膚に急激で大きなダメージを与える。
皮膚の表層への影響があり、やけどのような肌の炎症(サンバーン)を引き起こす。
その後に肌が黒くなる(サンタン)の状態になり、シミやシワ、たるみの原因になる。
また肌の内部の活性酸素も発生させるので、皮膚ガンへの影響も大きいといわれる。
(サーフィンやアウトドアでの急激な日焼けは主にUV-Bによるもの)
③ UV-C
UVの3種類の中でも非常に強い化学線。
大気のオゾン層によって防がれているので、地表に降り注いではいない。
(南極付近では春に発生するオゾンホールなどで紫外線量の増加が危ぶまれている)
紫外線は肌老化の原因
ほんの短時間だけ浴びるなら健康を促進させる紫外線。
小麦色に焼けた肌は、健康的にみえてモテそうで、魅力的であります。
しかしお肌への影響を考えたら、やけどや乾燥などの悪い影響も大きく、
しっかりUVケアしてあげないと大変なことになるのですね。
肌の老化(エイジング)は、7割が紫外線での日焼けが原因とも言われています。
長年、紫外線を浴び続けることで、肌の内部に蓄積されたダメージが早期の肌老化を進めます。
また過度の日焼けは抵抗力を弱めて、体を疲れやすくしてしまいます。
サーフィン前には日焼け止めを!
特にサーフィンやアウトドアスポーツでの「UV-B 波」に要注意。
海や雪山などの照り返しが大きい場所では、その紫外線量が数倍に増加します。
波乗りが終わって、気づいてみれば、肌は真っ赤でヒリヒリ。
せっかく楽しい一日が、最後は焼けすぎた肌のケアでいっぱいいっぱい・・・、
若かりし頃には、誰でもそんな経験があったはずですね(笑)
心おきなくサーフィンを一日じゅう楽しむには、UV対策は万全にしたいものです。
海遊びには強力なウォータープルーフの日焼け止めは必須ですよ〜♪
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次回は「効果的なUVのケアの方法」をお届けいたします!!